空想科学劇 Kappaを見てきましたの巻

今週から始まる推しの朗読劇会場視察のために入りたい、
少年忍者の織山くん、青木くんが出てるらしい、
くらいのテンションで行ったのですが、
めちゃくちゃよかったです。もっと早く行くべきでした。
 
芥川龍之介の河童がベースになっていて、
(終始科学の要素はわからなかった?近未来感だけ?)
直前に青空文庫でざっと読み返してから鑑賞したのですが、
物語の崩し方やアレンジがすごく良かったです。
 
織山くんはダンスが上手なのですが、
要所要所で入るダンスや体を使った表現が、
言葉の違う河童の世界と人間の主人公を表しているようにも思いました。
 
青木くんの生トランペットもすごかった。
青木くんは初めての舞台とのことで、
最初緊張してるなあって思ってたのですが、
物語が進むにつれてエンジンがかかっていき、
最後のシーンは心奪われました。
(計算だったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないけど、すてき)
 
余談ですが、おかあさんと一緒の名曲「ブンバボーン」の人も出ていて、
声聞いた瞬間に、私の心の中の幼女が「ブンバボーンだ!」って騒ぎ出しました。
 
人から譲ってもらったチケットで全然気づいてなかったのですが、
東京楽の公演で終演後に挨拶があり、織山くんが、
「死ぬ気でやると決めてやってきましたが、
舞台に立つことが死ぬほど怖かったです、正直死にたいと思いました」
って挨拶していたのが印象的でした。
 
WOWOWの文豪少年でも演技良かったので、
そっち方面の露出増えるといいな〜
また出てる舞台があったら見たいです。